小説「精霊流し」の世界

さだまさし( 佐田雅志 ) 小説「精霊流し」の世界專輯

4.帰郷

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

疲れた時 見る夢は 故郷の夢
家に着いて扉を開けて そこで目が覚める
幼い頃 庭で遊んだ 犬の夢も見る
若い頃の 父と母に とても会いたい
今も あの海は 青く澄んでいるか
オリーブ色の風は 今日も吹いているか
あの橋を渡って 故郷へ帰ろう
君は手を離さずに 僕についてくるかい

子供の頃 夕陽を追って 岬まで行った
帰り道が 遠すぎて 泣いた事がある
今でもまだ 思い出す 家の灯(あかり)の色
疲れた時 故郷の 言葉が聴きたい
今も あの空は 島の影を写し
鳥たちは白い船を かすめて飛んでいるか
あの海を渡って 故郷へ帰ろう
君の手を離さずに ずっと歩いてゆこう
あの橋を渡って 故郷へ帰ろう
君は手を離さずに 僕についてくるかい
あの海を渡って 故郷へ帰ろう
君の手を離さずに ずっと歩いてゆこう
あの橋を渡って 故郷へ帰ろう
君は手を離さずに 僕についてくるかい